『俺の話は長い』第2話(其の三:焼きそばと海、其の四:コーヒーと台所)を視聴了。
やはり、今期一番お気に入りのドラマ。
前回は特に30分の二本立ての意味を深く感じなかったけれど、今回はそれが却っていいと感じた。
第2話で今更ながら思ったのは、このドラマで生田斗真くん演じる 岸辺満は31歳の無職ニートという設定なんだけど、私がイメージしていた無職やニートとはちょっと違うなと。
満は、必要ならば普通に外にも出掛けるし、お金に執着もあって日銭を稼ごうとしている。
毎日朝早くに冷蔵庫で保管しているコーヒー豆を挽き、ハンドドリップでそれを淹れる。その淹れたてコーヒーを母親へ。その後、使用した器具は自ら洗っている。
学校へ行きたくないという清原果耶ちゃん演じる姪の秋葉春海に特製焼きそばを作ってあげ、人生の少し先輩としていいこと言ったりもする。
もういちいち突き刺さる言葉やシーンが多過ぎて。
いつも大人たちそれぞれに同調しつつ観てしまう。
一番分かりみすぎるのは、やっぱり今週も小池栄子さん演じる春海の母親、秋葉綾子。
小池さんの演技はすっと入ってくるし、綾子が言いたいこともよくわかるんだなぁ。
安田顕さん演じる綾子の夫、秋葉光司。今回はちょっと慣れてきて、職場のシーンとかね。でも、いい人過ぎて逆に裏があるんじゃないかとどうも疑ってみてしまう・・・だって、安田さんのキャラがさ・・・・・・どうでしょうの時が逆に演じてたってことはないよねぇ。
この第2話でこの人の演技好きだな~と思ったのは、杉野遥亮さん。満と光司が通うBarクラッチのバーテンダー、駒野海星役。前回より台詞が多かったのかな?光司との掛け合いとか満との会話の間がいいなと。お若いのに、と感心してしまった。
小池さん演じる綾子の娘、春海を演じている清原果耶ちゃんは言わずもがな。でも、思春期ってこのくらいの恋愛のことで学校に行けなくなるほど繊細なんだ・・・とちょっと驚きつつ。私はどっちかっていうと綾子寄りの感覚だなぁと思いながら、あのシーンは観ていた。でも、海のシーンで春海が言う台詞は、まるで我が子に言われているようで響いたわ。自分目線で満の台詞も。
満はほんとうにあれ売っちゃうんだろうか。止めておけばいいのに。売り言葉に買い言葉なのかなぁ。
色々長く書いてしまったけれど、次回第3話以降も継続視聴する。
早く第3話を観たい。
そして、焼きそばに水溶きカレー粉を試してみたい。