anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『俺の話は長い』第6話 感想

『俺の話は長い』第6話(其の十一:毛蟹と体温計、其の十二:モンブランと亀)を視聴了。  

今回は面白かった。やっぱり好みは前半だけど、全体的に好みの回だった。


ポラリスでのシーンにも慣れてきた。諸角くん!薗田くんより強いんだな存在感、と気付かされた回。

 

表情と台詞にいちいち引き込まれる

陸と満の会話、毛蟹をめぐる家族の会話、満と春海の会話、初めて見たかも?な春海の子供らしさ(毛蟹、そんなに好きだったんだねぇ。子供らしさが垣間見えてほっとした。いつも何かとクールだから)、すべて良かった。観ていて、ほっとできて、くすっと笑えて、はっとさせられて、視聴後穏やかな気持ちになれる。だから私はこのドラマが好きなのかなぁと。陸と満が土手で話すシーンが一番好きだった。春海が光司に蟹雑炊作って持っていくシーンも泣けたけど、それ以上に陸の心情に考えさせられるものがあった。子供の心情を陸の母親はどこまで知ろうとしているのか。陸はいつも一人で夕食を作って食べているのか気になる。春海への返信にあの写真を使うってことは、家族大丈夫?寂しいの?と深読みせざるを得ない。

「腹減ってるかもしれないから、とりあえずオムドライ出してやってよ」的な台詞、満って優しい。

毛蟹のシーン、面白くてほろっときて、良かったなぁ。舞台で観たいなぁこのドラマ、と改めて思ったシーン。演者の皆さんの台詞だけでなく表情や動きがいいなぁって。なんか近くて見ているような感覚で。で、最終的には綾子に感情移入してみてしまう私がいる。

 

満が主人公のはずだけど

このドラマは満が主人公だけど、それを忘れて観ていることが多い。満と家族とその周辺の人々、皆がみんな何となく近くにいるような人で身につまされる感覚が強いからかな。それで満の主人公感が薄れているんだろうか。(私だけかも)。

めんどくさいことばっかり言うようでいて、陸にも春海にもいいこと言ったりして、憎めない満。でも、やっぱり子供っぽい?ちゃんと考えているようで考えが甘い?Barクラッチのシーン、海星くんの方が人生の先輩に見えた。

 

光司の過去に興味津々

光司が満に説得を試みるシーン、なぜあのお店?インパクトのあるお店の内装に気をとられて台詞を聞き逃し、巻き戻して観ることに。

光司、なかなかすごい過去。普通じゃなかった。(淡々と凄いこと言ってる。アオイホノオを思い出した。満の過去が霞んだわ)そういうのを乗り越えてきてからの今?綾子とのなれそめを詳しく聞きたい。

 

どこのモンブランか知りたい

モンブラン私も好きなんだけど、明日香の家で食べてたのはどこのなんだろう?綾子が買ってきてたのはアンジェリーナ?いいなぁ美味しそうなモンブラン!そして、なんだかんだ言って家族皆が満のことを心配しているのがよくわかって、いいなぁと思ったシーン。

 

次回予告

・・・かなり気になるではありませんか。ボルトの水槽を持ったままさまよう満・・・しかも、間宮祥太朗さん演じる渡利くんが再登場!驚いた。相変わらず濃いキャラなんだろうか。光司はとうとう会社辞めちゃったのか···ハンドドリップでコーヒー淹れるの下手ってどんだけ···色々楽しみにしている。やっぱり『俺の話は長い』、好きなドラマ。

 

 

追記

第2話に出てくる、焼きそばに水溶きカレー粉の満レシピを試してみた。結果、あっさりすいすい食の進む味でお気に入りに。満は水溶きカレー粉を出来上がった焼きそば全体にかけていたようだけど、我が家では豚バラと焼きそば(そばをほぐすのにウスターソース使用)にカレーパウダー少々を振りかけて先に炒めておいて、別に焼きつけていた野菜類とあわせてからお好みソースで味付け(すべてホットプレートで調理)。あまりカレーの味が強すぎても家族がビックリするかなと思い、こんな感じで作りました。食欲がないときでも食べやすい味。満レシピおすすめです。