anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

子供の目線「村瀬さんも悪いと思う」(『時効警察はじめました』第五話から数日後)

子供って本当に不思議な生き物だなと常々思っていて。時々、本当は地球外から来たんじゃないの?と本気で思ったりもする。

 

昨日なんて、お風呂上がり唐突に「村瀬さんも悪いと思うんだよね」と発言。

特にしんみりしたり、深刻なトーンではなく、平常のテンポで。

だから逆にこっちがびっくりして「え?村瀬さんて、村瀬ベルギーワッフルのこと?」と聞き返した。私たち共通の村瀬さんといったら、彼しかいない。

子「そう。村瀬ベルギーワッフル。だってさ、くりごはんさんのことをあんなふうに否定しなければ、あんな目に合わなかったんじゃないかと思って。くりごはんさん、すごく悲しかったんだと思う」。

······そんなこと考えてたの?と思いつつ、「いや、村瀬さんも悪いかもしれないけど、一番悪いのはくりごはんでしょう?だって、命は一つしかないんだから。もう村瀬さんは帰ってこないよ」と私。

子「一番悪いのはくりごはんさんかもしれないけど、一番じゃなくてもそのきっかけを作ったのは村瀬さんだから、村瀬さんも悪い。だからって、くりごはんさんもあんなことしちゃだめだけど。でも、辛かったんだと思うんだよねくりごはんさん」

······何だか時効警察で深い話になってる······何か悩みでもあるのか我が子?と考えつつ、「······今の話を聞いて思ったんだけど、人の命には二種類ある···そういうふうにも考えられそうな気がする。一つは実際に生存している形あるものとしての命、もう一つは心にある命で、それは無くなってしまっても身体はそのまま生きてるように見える状態。くりごはんは先に心の命を村瀬さんに奪われて、後に自分は村瀬さんが形ある人として生きる命を···ってことなのかね?」とそんな感じの返答をした私。だから、ドラマ終盤で村瀬さんは夏歩ちゃんに笑うように勧めたのかなぁと。自分も悪かったから、って感じで。

子「···そこまでは考えてなかったけど···」

え?そうなの?

子「悲しすぎることがあると、心は死んでしまうのか···くりごはんさん、そうだったのか···」

私「確かにくりごはんは村瀬さんに心をやられていたかもしれないけど、でもだからって村瀬さんにあんなことするのはないわ。それは人として絶対だめでしょう?」

子「わかってる。ただ、くりごはんさんが一方的に悪い訳じゃないってことを言いたかっただけ」

······ 一方的に、ねぇ。確かに、喧嘩両成敗って言葉は大概当たってると私も思う。子よ、どうしたんだろう急にそんなこと言い出して。だって、ドラマを見てたときは、夏歩ちゃんの丸のみ&アレルギー姿や、熊本課長のアクロバティックな動き、三日月さんと霧山くんのペットボトル噴火にゲラゲラ笑ってたじゃん?あとになってジワジワきたのかなぁ、別の部分が。

私「ねぇ、どうして急にそんなこと言い出したの?」

子「ずっと考えてたんだよね。何でくりごはんさんはあんなことしたんだろうって。で、学校の授業でさ、相手の気持ちを考えてみようっていうやつがあった」

ふーん。どうやら道徳?倫理?の授業でそういうのがあった模様。私の子供の頃ってそういうのあったかなぁ。覚えてないや。そういうのは、ほぼほぼ実践で習得してきたような。最近は事細かく教えるんだなぁ。まぁ、授業として受けても、残念ながら心に響かない人もいるだろうけど。でも我が子には響いた様子(そういうの、ずっと忘れずにいてほしい。人として生きる上で大事なことだから)。そして、最近一番印象的だったであろうドラマのシーンを思い出したということか。何か自分にも当てはまることあったのかな?···ともあれ、今は「村瀬さんも悪いと思う」の思考と発言を私に伝えてくれてありがとう。

子供って親が気付かないところで、色んな方向に成長してるんだなぁ。やっぱり面白くて興味深い。

 

ちなみに、子供が時効警察シリーズを見たのは第五話が初めて。

事件ものドラマを見たのも初めてだったと思うから、余計に印象に残ったのかもしれない。そして何故か、栗原くりごはんのことは苗字でなく名前のさん付け呼び。