anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『俺の話は長い』第10話(最終回) 感想

 『俺の話は長い』第10話(其の十九:すき焼きと引っ越し、其の二十:コーヒーとマラソン)を視聴了。  

最終回の第10話が終わってしまった。第10話を観る前は、どんなふうな終わり方になるのかなと気になっていたけど、いざ始まるといつものようにすぐに引き込まれてそんなことは忘れていた。

順不同で率直な感想を。

初っぱなから光司の名言が冴えてる。その感覚は経験者でなければ解らない。満はまだまだ子供だなぁと思いつつ、その正義感も大事だ。

あらすじからすき焼きの話題は分かっていたけど、いやぁ想像を遥かに越えてきた。満、ほんとめんどくさい。でも、こちらは観ているだけだから、綾子がんばれ!と思って楽しく観ていた。

クラッチで渡利が再登場するとは。相変わらずだなと思いつつ、場に和む。薗田くん(本多さん)はほんというとずっとEテレの印象が強かったんだけど、今は逆にEテレであの声を聞くと薗田くんを思い出す逆転現象。

光司が何故引っ越し後にその仕事をしようと思ったか。その理由の一番のやつ、満が春海に話すまで気付かなかった。そんなに春海のことを大事に思っているとは、光司よ。やっぱり綾子はいい人見つけたんだなぁ。

パズルが完成して良かった。

房枝さんの魔性っぷりが最終回もみられた。可愛らしい。その時の牧本さんもかわいい。その前に、一眼で満のスーツ姿を撮っている時も可愛かった。スマホじゃなくて、ちゃんと一眼でっていうのが、本当に嬉しかったんだろうなぁ房枝さん。(スマホならすぐに写真を綾子に送れるのにな?と思った謎の回収が後であろうとは)。

高平陸は相変わらずの人たらし。最後までいいアクセントになってた。出番はそんなに多くないのにね。これは、この陸を演じている俳優さんを今後注視せよということなんだろうか。(でも苦手なキラキラ系ドラマは、観る自信がない。

クラッチの海星くんと小雪ちゃん、そこにいる満。その三人のやり取りを観られなくなるのは淋しい。いつも海星くんは名言だらけ。満の就職を応援したいような、そのままでいてほしいような気持ち、なんとなく分かる(ある意味無責任だけどね)。でも、そういうとこも本当人たらし。高平陸とはまた違うタイプだけど、人を惹き付ける。

ラソン大会のことすっかり忘れてた。途中、町内の掲示板のポスターが映ったシーンを観ても特に何も考えず。(あれだけ満が明日香さんに付き合って練習してたのに。他に気になるシーンが多かったということで。言い訳)。

で、最後、そういうことですか!と。明日香さん、素敵だった~。格好良すぎる。

満があの路地を横切らなかったのは、そこに繋がることが必要だったのか~と。

明日香さん登場まで、ロッキーの曲、光司の表情、綾子のソフトボールの試合の応援再現(逆バージョン)にもらい泣きしたり、満の表情にももらい泣きしたりしてたのに。明日香さんの格好良さに一気に涙がひいた。やっぱり海星はずっと明日香さんのこと好きなんじゃないのかなぁ。それよりも尊敬の念が大きすぎてお断りしたのかなぁとか考えつつ。それくらい明日香さんは格好良かった。

そして最後は満のへりくつで終わり!

とっても楽しくてほろりとさせられて、味わい深いドラマでした。文字起こししたいくらい、印象的な台詞がたくさん。

 

Blu-ray&DVD BOXの発売は、来年の2020年4月8日。楽しみすぎる。