anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『コタキ兄弟と四苦八苦』第4話 感想

今回もオープニング曲に気分が高揚、エンディング曲がやさしい気持ちにさせてくれる。

「四、死苦」|ストーリー|ドラマ24 コタキ兄弟と四苦八苦|主演:古舘寛治 滝藤賢一|テレビ東京を視聴。

死苦(しく)
死んでゆく苦しみ。

第4話の全体的な感想として、喜怒哀楽っていうか人間の持つ様々な感情を穏やかに再認識できる回だなと思った。最後は淋しいとか悲しいというより、そうなんだ···という穏やかな気持ちで観ることができた。これまでの第1~3話は、観ているときも観終わってからも結構強く感情が出てしまっていた。今回は全体を通して感情の波はありつつも、最後は清々しい空気に包まれたような。結果、好きなお話(で、何故か『E.T.』を思い出した。一見異質なもの同士が友情を築くところが似ているような気がして)。

 

今回はとにかく、樋口さんが素敵すぎた。

島 須弥子さま。 

 

ムラタさんが笑ってるの見ると嬉しい。レンチンピラフ注文するんだ~!って、レトルトカレーを超えてきた!おちおち聞き逃せないし、クールなさっちゃんは相変わらず可愛い。

その間にも、喫茶シャバダバ店内のやりとりは聞き逃せない。

樋口さん、いや須弥子さん、格好いいんですけど。面と向かってそんなこと言えるの、格好いい。思わず「樋口さん好きだわ···」と呟いてしまう。多分このシーンは、全コタキ兄弟ファンの胸の内を代弁していると思われ、須弥子さんの言葉と佇まいに痺れる(パチン!とされるの、格好いい···)。

「余計なこと訊くなって言われたろ」と二路を突いて言うお兄ちゃん。そういうところ、信頼できる。

 

二路がまたあのTシャツ着てる!

何で3ヶ月後に世界は終わるのに、服に執着する?と思ったけど(価値観の違い)、黒のお召し物やストライプのシャツワンピースも素敵で、須弥子さんはお洒落な人なんだなと。

ため息ついて注意されるお兄ちゃん、何だか人間らしく見えた。

率直な二路、物分かりのいい二路、素直に「やった!」の笑顔いいな。

それにしても、二路発言「ピラミッドパワー」って何?須弥子さんの首もとに何かサインでもあるのかと思いきや、ピアスのことだったのかな。

そして、二路の「須弥子さま」発言。からの、しゅうまつ?weekend?→No,world end.の二人の会話。(もしかして、world's endって言ってたのかも···再視聴で確認したい···)

 

 

片足だけでもマッサージとか、うどん茹でるのに声掛けてくれる二路、優しいなぁ(段々、有花さんの見る目がないわけじゃない気もしてきた)。

 

あれはPHSだったのか~。思わず今も使える?って思って調べてしまった(2020年7月末終了とか···お兄ちゃん、乗り換えないと!)でも、形がかわいいな。

 

戸籍調べるとか、ほんとに?(想像以上の思い込み一路)、二路も気を遣うとか。パズルのシーンもトランプゲームのシーンも、台詞だけでなく各人の表情にもぐっときた。

 

二路のはマヨネーズご飯?それに梅干し···ちょっと解らない。一路の食事は外れてなくて、ここにも二人の性質が表れているよう。

あと、梅干し一粒50円とか。それぐらいタダであげたっていいじゃないと思うけど、それが一路なんだろうね。それじゃ結···いや何でもない。

 

須弥子さんの終の棲家。

ここからのシーンは悲しいはずなのに、美しい映像。

なにろう兄弟の思いやりと綺麗な景色や整った部屋のガーランド、美味しいお茶、色々なものが清々しい気持ちにさせてくれて、来るべきものがもしかしてこないのかも···と思えてきたり。

お兄ちゃんが「お待たせしましたー」(可愛い)って出してくれる飲み物は温かい。

水晶の話→なんて表現していいかわからないけれど、須弥子さんの気持ちはわかる気がしないでもない。そうであってほしいっていうの。

 

須弥子さん、本当は分かっててずっとなにろうって言ってたんだろうな。でも最後につい本心が出て、一路と二路の名前を言ったんだと思う。嫌われたままその時を迎えるつもりでいたのに、つい二人に気を許しちゃったんだろうな。

 

エンディングでのムラタさん、何。最期に立ち会ったって。そこに兄弟は呼ばれなかった。それは、友人として認めたってことなんだ。秘密の共有も。須弥子さんの終末期、コタキ兄弟と知り合えておめでとうって思った。本当の依頼の意味はこれだったのかな。

あと、ムラタさんの目利きすごい。全てはあの時のスカウトから始まっている。

 

ところで、初日にシャバダバで須弥子さんが兄弟に支払ったのは、二千円札?(でも二人で千円じゃなかった?)色がそれっぽかったような。何だか気になってしまった。須弥子さんのことだからきっと、敬意をはらって新札だったと思ってる。

 

 次回予告、あれは···おじいちゃんを守るためのさっちゃんの行動?勝手な予想だけど。あと、二路さん。それはCナンですから(最近俳優さんがその台詞使うの流行ってるのかな?別のところでも見かけた。ミス・シャーロックでバディ組んでたお方)。それと、おじいちゃんにそれ当てないであげて!

第4話とはだいぶ趣が違っている様子。また感情の振り幅大きく観ることになるのかな。いずれにせよ、楽しみにしてる。