anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『コタキ兄弟と四苦八苦』第8話 感想

つい先日、別のところで深く心惹かれるものに出合ってしまい、ちゃんと第8話楽しめるかな···と思っていたけれど。そんな心配要らなかった。

 「八、五蘊盛苦」|ストーリー|ドラマ24 コタキ兄弟と四苦八苦|主演:古舘寛治 滝藤賢一|テレビ東京を視聴。

五蘊盛苦(ごうんじょうく)
肉体と精神が思うがままにならない苦しみ。

かなりずーんときた回だった。この脚本家さんの頭の中ってどうなってるのって、コタキ兄弟飛び越えて野木先生が気になる。

 

いつもツイッターで良くない?って内容を載せていたけれど、今回はあまり書きたくない。

まっさらな気持ち···という表現はちょっと違うな。まずは、「いつもの自分」で初見(観)をお勧めします。その方がこの回を観る意味があると思うし、このドラマの味わい深さを存分に感じられる。そして、自分とも向き合えるのがこのドラマの良いところだと思ってる。

入れ替わりの演技が楽しみ~って思ってた数日前の自分。浅はかさに呆れる。

 

以下はいつものつぶやき。初見の備忘録で、再視聴後に見る自分への復習用も兼ねています。内容にも触れています。

終始ファンタジー回なの?って観始めてた。

耳をすませばからの※転校生?とか思ってた。でもそれは間違ってた。

野木さん脚本のドラマを観るのは『コタキ兄弟と四苦八苦』が初めてだから···は言い訳かもしれない。野木先生の脚本作品っていつもこんなに深いんですか。今までどんな経験されてきたんだろうってとても気になってしまう。想像力だけでは書けないんじゃないかっていう凄みがある。

 

第8話を観るまで、私は偏見が少ない方だと自分で思っていたのだけれど。

まさか自分で自分のこと全然解ってないじゃーん!って。その事実を受け入れた。私は偏見の塊だったんだって。

一回目は、さっちゃんの同棲、破局話に驚きつつ。さっちゃんのお相手って手が綺麗なんだな、とは思ったけど。男の人で手が綺麗な人っているよね。いいよね、くらいな軽い気持ちで観てた。

女だからって言われること、思われることも分かるわーと。脚本家さんが女性だから、余計に共感するーとか思ってた。

勝手にさっちゃんの気持ちに寄り添ってる気持ちになってた。

でも、違ってた。全然わかってなかった。そんなに浅くなかった。

何なら、予告や実際にそのシーンを観ても、「え?ムラタさんって、もしかして死んだはずのさっちゃんのお父さんだったの?」なんてことを思っていたくらいな。暢気なことに。

 

さっちゃんの告白を聴いて、驚いてしまった自分が恥ずかしい。

私は女性はいつだって蔑視されてる!とかいえる身分じゃないなと。そういうことではないんだと。さっちゃんのあざと可愛さが格好いいって思ってたけど、軽率ですみませんでした。っていう心境。

 

ムラタさんは優しい。

分からないことを分からないと言えて、好きな人を好きだといえる素直なさっちゃんは可愛い。

 

さっちゃんの同棲話を聞かされて、動揺して質問攻めの一路を諭す二路ちゃんの視線が優しい。(それにしてもワカメ残しすぎだよー。一路よ、さっちゃん好きなら無理してでも食べてほしい。でもそういう一線ひいた片想いが一路らしいのかな。恋に盲目的でないまずは自分第一な一路)。

一路にドン引きしつつも、同棲相手のことは恋人と表現するさっちゃん。複雑。

一路の価値観に対するあの表情?恋愛相手を恋人と表現すること(せざるをえない世間体)に対しての苦悩の表情?

(さっちゃんから「世界線」という言葉を聴いて、「Pretender」を思い出した自分に複雑)。

 

ローマ、子供時代のさっちゃんがコタキ兄弟に出会っていたエピソード、二路ちゃんの親しみやすさ、一路が自分のことを不審者に勘違いされるって認識してるとこ、全部好き。タヌキお腹にローマって書く二路ちゃん、そういうとこ、有花さんは好きなんだろうな。

 

入れ替りの演技、どなたのも好き。でも一番好みは滝藤さんかな。一路になった二路の身体の滝藤さん。さっちゃんが入ってる時も可愛かった。古舘さんは、一路を演じているときが一番格好いいなーと思う。個人的には。

さっちゃんは、いつだって可愛い。二路になってた芳根さん、面白かったな。

 

······からの、全部さっちゃんの夢だったって!

入れ替りだけ夢?ムラタさんは?でも、タヌキのローマ話は本当なんでしょ?

こういう終わり方、嫌いじゃない。むしろ好き。コタキ兄弟の優しさが染みるわ。

三河屋さん撃退に参戦宣言するコタキ兄弟好き。

ワカメは夢じゃなかったオチも好き。

 

女じゃなかったら···にこだわらず、視点を変えることができたなら(おじいちゃんのたまの台詞からも、女は~の指摘。何気に刺さる)。

コタキ兄弟は男性だけど、一緒にいても平気っていうのは、性別越えて人として向き合っているからっていう解釈でいいんだろうか。ついつい見た目とか肩書きに囚われがちだけど、結局中身。その「人」を知ることが大事。(これ結婚にも言えるよ、一路さん!)

大好きなこのドラマ内で順位を付けたくないけれど、某話越えたかも···って思った第8話。

 

※入れ替りが『君の名は。』じゃなくて『転校生』発想なのは、私が『君の名は。』を観ていないから(主題歌は知っている)。加えて言うと、「君の名は」という音を耳にすると朝ドラを思い出してしまうほど、新しいものには疎いです。