anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『美食探偵 明智五郎』第5話 感想

今週も滞りなく放送されたことに感謝。

リアルタイム視聴。

前回が色々怖すぎたりキッチンハラスメントの重さだったりで、視聴後のメンタルが沈みがちだったのは確か。それと同時に、今週を心待ちにしていたのも確か。有り難いことに、トプコ公式動画の治癒力は高いと思う。

予告から想像していたより視覚的怖さは少なかったものの、登場人物の内面を考えると怖かったり切なかったり。愛おしさも感じたり。観ているこちら側としては、感情が忙しかった。そして「恋する毒殺サスペンス」の意味が、ようやく飲み込めてきた気がする。こういう感覚は、継続視聴の醍醐味。

今週は上遠野親子の回···と思いきや、明智×苺、明智×マリアさんも濃く描かれていた。あいだで少し、明智×(マリア)×シェフもあったり。高橋警部補はおとなしめ。桃子は口では格好いいこと言ってても、苺がいてこそなんだなぁと(個人的には結構好きなキャラ)。

上遠野さん、警部であって親でもあり。仕事中の屋上のシーンと、鉄棒のところで親子の会話シーンが印象的。騒動の終わりに教室で、親子二人が頭を下げていたのは見ていてちょっと苦しかった。悪いのは小春ちゃんだけではないのに。喧嘩両成敗っていうのになぁと思って。

明智さんは苺の気持ちにやっぱり気付いていなかったのかな(苺の問いに対して、「マリアは特別な存在」発言)。それを受けて、体育館の倉庫でマリアさんとの会話。そしてエンディングの苺に対する発言は、苺が受け取った意味と明智さんの思いにズレがあるように感じた。片想いの苺は、明智さんの言葉を好意的に深い意味で受け取っているけれど、多分彼は大切な仲間の一人として、という意味であの言葉を発したのではないかと。金銭的には恵まれているけれど、精神面で幼少期から親との関係を拗らせてきた明智さんゆえの歪みが出ている···は考えすぎか。明智さんのこれまでの恋愛遍歴が気になる。仲間じゃなく個人として気になったのは、マリアさんだけなんだろうか。

最後にマリアさんご登場。まさか帰国されていたとは。しかもあんな場所で堂々と。画面の向こうに映っていたシェフの、煙草に火をつけるタイミングが何とも言えない。切ないような、静かな怒りを感じさせるような。明智に嫉妬していると思うんだけど、マリアさんの前ではそういうのをあんまり見せない(マリアさんの指示に忠実で残忍すぎる時はかなり怖い)。林檎はこれからもマリアファミリーとして加担していくんだろうか。引き続き志田さんご登場は嬉しいけれど、物語としては複雑な気分。

次週、これまた予告が気になる映像だった。マリアさんのご登場シーンも多そうで楽しみ(急展開っぽかったけれど)。一日も早く安全確保のもと撮影が再開されて、無事に完走できることを楽しみに待ちたい。

 

2020年5月8日「Time」をフルで聴けるようになり、この曲単体で何度もリピートしている。ドラマのために書き下ろされた新曲という先入観があるからか、初めて聴いたのがドラマの中だったからなのか、明智に対するマリアと苺の心境が交互に描かれているように聴こえて仕方ない。始まりはマリアの想いで、中盤は交互に、最後は苺の前向きさで終わっているような。曲は勿論のこと、詞の言葉選びがいい。誰でもどちらの心境や立場になったことあるんじゃないかなとか、だからこそ「Time」が響くんだろうなと勝手に想像してる。

宇多田さんて人は、お話しされている時は可愛らしいのに、歌になると急に先輩の貫禄が出てくる。ほっとけない感じが魅力的。インスタのライブも和み要素たっぷりで、中村さんとのトークも興味深く聴かせていただいた。宇多田さん→中村さんへの質問で海洋生物についてのときも、中村さん→宇多田さんへのピアノや作詞に関する質問のときも、お互いに敬意を払っていて素敵だなと。双方のファンにまで気遣って質問を考えてくださったのかな?とも窺えたりして有難い。中村さんの退場時にドラマのエンディングふうに「Time」を流してくれた宇多田さん。ライブの締めはじゃんけんで!と提案して去っていく中村さん。こんなにも愉しい時間に感謝。