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『美食探偵 明智五郎』特別編 第二夜(5/31放送)感想

『美食探偵 明知五郎』特別編 第二夜(5/31放送分)を視聴。

明智の長台詞で始まるオープニングを観ると、いよいよ第二夜の始まり···となる。
先に本編を観てからの特別編なので、わりと心は落ち着いて観ていられた(シェフ編は)。台詞と表情の両方を追う余裕があってよかった。こんな風にドラマを堪能するのもなかなかいいものだなと。
シェフとマリアさんのエピソード、マリアを産み出したという明智に笑って否定するシェフの一連シーンは何度観てもいい。二人のマリアに対する想いの認識違いが興味深い。

裏メニュー前に苺と明智の掛け合い。特に明智にライトが切り替わるところ。この演出、本当に舞台っぽくて好き。生の舞台が観たくなる。

シェフの裏メニューは、事件から数日後の話。
ロッシーニを弟子のギャルソンに教えるシェフ。伊藤シェフ単体としては悪い人ではないのに、どうしてこうなっちゃったんだろうなぁと。
ソースを作る前の弟子の目線。誰にも言いませんという彼を向こうにやって、ソースの仕上げをするシェフ。すでに顔が怪しい。
······やっぱりそうなるよね···の展開。
弟子とシェフの目線や動きでその後の展開が分かってハラハラしつつ、早く先をという心持ちで見届ける。
マリアに対するシェフの忠誠心が強すぎる。

「美食探偵 明智五郎」本編で描ききれなかった、シェフ(武田真治)へのギャルソン(赤楚衛二)の思いとは?|美食探偵 明智五郎|日本テレビ

苺ちゃん、ほんとに可愛い。明智のためにフランス料理を勉強すると言い出したり、想いが溢れすぎてる(それを流す明智との対比がまたいい)。


悲劇か喜劇か···れいぞうこの裏メニュー。
隠れて捨てられなかったみどりが悪いんじゃなく、捨てられない心理状態に追い込まれていたんじゃないかと。あの事件前の夫に対する発言がやっとの思いでのことだったとしたら。でもすぐに全否定されて、床に落としたものを食べさせられて(それには反抗できず)。モラルハラスメントを受けていたから?キッチンハラスメントだけじゃないよね、と思いながら観てしまう。
本編第4話の衝撃シーンは少し薄まっていたような。早送り的に処理されていたからかも。それでも初見の人はやっぱりうわっと思ったんだろうか(浴槽のシーンもだけど、今回は上遠野さんが冷蔵庫を開けるシーンが特に劇伴も相まって、より怖かった)。

 ··· 苺ちゃんに癒されるシーンを経て ···

明智はマリアだけでなく、色んなところに不穏な種を蒔いてる。しかもそれを本人は意図せず。結果、同級生も巻き込まれてるような。

それにしても、みどりの生活。観ていて背中がぞわっとする。
血圧上がるのを心配しなくてもよくない?と思わないのは、彼女は夫に対してまだ愛情があるってことなんだろう。そして彼女は真面目過ぎるように思えてしまう。

嫁の立場からしたら、悲劇でしかないんだけど···もし喜劇と思える既婚女性がいるならば、その思考回路を尊敬できるかもしれない。

「美食探偵 明智五郎」主婦・みどり(仲里依紗)を追い込んだ “キッチン・ハラスメント”の実態とは?|美食探偵 明智五郎|日本テレビ

手作りであろうとなかろうと、お袋の味的なものに弱い明智。手作りでなくとも母親の思いやりエピソード付きという点に着目する明智と、明智母の関係性が気になる。

ちなみに、苺のお袋の味はよく冷えたメロン。苺の差し出すメロンを食べて「悪くない」と呟く明智


先週に引き続き、特別編のための特別な演出とあわせてHulu限定だった裏メニューが地上波で放送。よりこのドラマを楽しめるようになったと思う。とてもいい機会に感謝。
次回も特別編の放送。上遠野さん回なので楽しみ。