anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『MIU404』第5話 感想

志摩が水森に放つ台詞の中のワンフレーズがピンポイントで突き刺さってしまったり、陣馬さんの鯖の真似(アドリブ?それを拾ってる志摩?素の星野さん?のやりとり)やピン合ってなくても欠伸している姿にちょっと救われたり、陣馬さんと桔梗隊長のシーンと台詞にずーんときたり、九重くんがいよいよ本気出してきたじゃないか(九重本人は無意識っぽいところがまたいい)と嬉しくなったり。第5話のメインテーマから少し外れたところで感情を持っていかれたように思う。渡辺さんを見ると黒猫チェルシーを思い出したり(映像を拝見する度に顔付きが大人になってる...と勝手に感慨深く)、小日向さんは映画の公開が延期になっていなければこんなに近い期間で違う役として観ることもなかったのかな、とか。

マイが置かれているような状況は、以前ドキュメンタリー番組で観たことがあって。毎回欠かさず観ている番組ではないけれど、たまたまその時は時間が合って観ていた。画面の中の外国人たちは泣いていて、最終的には自らの判断で自国へ帰ることを選んでいた。つい最近では、途中から見始めたドキュメンタリー番組にて、子供を自分の親に預けて若夫婦たちは日本で働いていたが、今の自粛状況で仕事が減って日本での生活もままならないというような。自国に残した子供の中には日本のランドセルを背負って通学している子も映っていたので(綺麗で格好いい制服を着ていた)、かつては十分に仕送り出来ていたり、物資を送ったりしていたのか。それすら無理をして送っていたのかは、テレビではわからなかったけれど。水森やガマさんの台詞はかなり衝撃だった。以前にドキュメンタリー番組を観ていた私でさえも。見えないところにあるものって怖い。

伊吹の恩師であり元刑事のガマさんが今勤めているところは、ちゃんとしているそうだけど。人助けする人がいる一方で、利用して搾取する者もいる···的な。現実世界でも色んなところで当てはまってると思う。劇中に何度も出てくる「理不尽」って言葉は、場面が変わっても繋がっていて耳に残る。

伊吹とガマさんの会話から、伊吹の過去も少々訳ありに聞こえる。警察官になる前はどんな子だったんだろう。

志摩の過去は、身近な人では伊吹だけが知らなかったってことなんだなと改めて。元刑事のガマさんは本当に志摩のこと知らなかったのかな(仕掛けの多いドラマだから、つい全てを疑ってかかって見てしまいがち)。

ガマさんの台詞も刺さるものがあった。刑事なんだから他人を信じないのは当たり前、でも自分を信じられないというのはその人の軸足はどこにある?というようなもの。(伊吹がガマさんを大事な人と発したときの志摩の顔はもう伊吹に心を許しているような。だから自分が知らない人の名前が伊吹から出て、ちょっと嫉妬してるように見えた。伊吹は気づいてないんだろうけど。)

水割りの氷がグラスに当たる音、オレンジ色の照明···そこからフラシュバックする志摩の記憶。あれ、相当だ。いつまでも抜けない記憶、ふとしたきっかけで戻ってくる。ずっと残っているものは、次週少しは明かされるのかな。虹郎くんが元バディって。とても気になる。

成川くんも次週再登場?ということは菅田さんも?色々詰め込まれてるのかな。

今こんな状況になければ起きなかったこと、それは関係なく起きてしまったかもしれないこと。毎日のニュース以外でも、本来は娯楽であってほしいものからもその影響を感じてしまっている。アフター云々、ウィズ云々って手探りだなぁと。少しでも糧を見つけていくしかないのかなとか平穏を保とうと理由を探している。

何気なく見た公式ツイッター。撮影時期の変更で、桜→藤→紫陽花に最終的になったとのエピソードが印象的。ぎりぎりまで撮影~編集~放送となってるとは。純粋にドラマの内容だけを楽しみたいという思いもありつつ、平行して裏話を知ると内容以外のところにも思いを馳せて心して観なければ、となる。

 

以上、観ると少しでも気持ちが軽くなるかと思い立ち、リアルタイムから遅れて視聴した第5話の感想。