anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

ミニドラマ『きょうの猫村さん』第16話 感想

テレビの前のちゃぶ台にもたれて、村田家政婦紹介所の三人がくつろぎ中。

『泣き虫刑事』を見終わり。

これを観るために一週間···云々、山田さんの台詞。

やだぁ、大袈裟ねぇ山田さん。···猫村さん。大袈裟じゃないって···山田さん。

···知らないけど。と、村田の奥さん。

神妙な顔で部屋を出ていっても、ぼっちゃんに言われたことを思い出して笑顔で戻ってくる猫村さん

林檎とお茶でちょっと休憩。

 

······何てことない世間話と日常的な話。どことなく昭和な空気が漂っている画。懐かしいなと思いつつ(向田さんのドラマっぽいような、とか)。

でも今はまだ、台詞の設定が別のものに脳内変換され、あれこれ飛び越えて沁みる...となっている。

独り語りで思いを口にする猫村さん。それを観ている私は、目に見える形でアウトプットし、気持ちを整えようとしているのかもしれない。いつもはすっと感想が湧いてくるのに、今回は物語に集中できず。大好きな作品を観ているのに、さらっとうわべだけ流れていく感覚。こちらの都合で100%楽しむことができず、何だか申し訳ない気持ち。心身ともに健康でないと、本来好きなものを満足に楽しめないことが本当にあるなんて自分でも驚いている。次回までに体調を整えて楽しみたい。

非日常も繰り返していくうちに、いつの間にか日常としてすすんでいくんだろうな。