anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『MIU404』第8話 感想

もう8話とは。早い。

物語始まってすぐに、前回終わりの続きからちゃんとスタート。桔梗親子とはむちゃんの新しい住まいの問題、とりあえずの策は見付かった。はむちゃんと同居している桔梗さんのこと、この度の犯人は本当に知らなかった?この事件がもともと給湯器が壊されていたところから始まっていたとしたら···怖い。

正直に言うって大事なんだよな、と志摩を見て思う。自分が5分くらい目を離した時間があったって。桔梗さんの志摩に向けた視線が鋭い···と思ったけど、志摩を責めるわけじゃなくて、こうなった原因を考えていたからこそなのかな。あと、怒りもやっぱり少々?

このドラマ、誰目線で物語を観るかだな。ほんとに。

ルーブ・ゴールドバーグ・マシンの一種、ピタゴラ装置。物語は繋がってる。

はむちゃんが転がしたビー玉、止まっちゃったよ···。

メロンパン号の中での志摩と伊吹の痴話喧嘩にちょっと和んでしまう。夏が暑いのも志摩のせい。車に虫が寄ってくる、より響くわ。今年の夏は特に暑いから。

伊吹はどの時点で気付いてた?疑ってた?ロザリオを撮ってた時点ではまだ何とも思ってなかったけど、何か気にかかるところはあったのかな。

伊吹は茨城出身。

古い世界に生きてるんだよ、と志摩の台詞。

ガマさんのフルネームは、蒲郡慈生(がまごおり しげお)。慈しむっていう字が名前にある人は、クリスチャンかなって思ってしまう。

成川くん怖すぎ。幼さと素直さが残っていて、危うい感じが余計に恐ろしい。自分に耳触りのいい言葉をかけてくれる人をすんなり受け入れてしまうところ、そこにつけこまれてるって気付いていないところ。はむちゃんに平穏が来てほしい!

福岡うどん、陣馬さんと同じく私もコシがないかなーと思っていたので、九重くんごめんってなってる。福岡うどん=もちもちが正解。意外と(といっては失礼だけど)毎回活躍してる九重くん。今回もいいヒントを出してくる。

言われたこと以外するな、からの、息はしてもいいですか、と手を口元に当てる志摩。茶目っ気のある目の表情。ここのシーン、重苦しい物語の中で、ちょっと空気が変わる。観ているこちらの気分が軽くなる。

感情のバイアス。刑事だから、事故に遭ったから、奥さんを亡くしたから、自分のことを信じて救ってくれたから···等々。

伊吹こそ、大分バイアスかかってガマさんのことを見てる。

志摩の分析力、すごい。解りやすい。

ガマさんの奥さんが亡くなった時期は、伊吹が4機捜に来た時期。忙しくて、ガマさんに会っていないときの出来事。スイッチがどのタイミングで入るかなんて、誰にも選べないってことか。

伊吹に求められて、奥さんの写真を見せるガマさん。その写真の奥さんはロザリオを掛けている。ガマさんはもう、罪を告白するって決めてたみたいだ。赦すのって難しい。けど、収まらない怒りのもとにでも赦しは必要かどうか、って問題。正直難しい。刑事だった過去とか関係なくて、人として赦せなかったってことなんだろうなぁ。ガマさんの軸足は、本当の自分自身の気持ちにあったってことなのかな。退官後も頼られたら応じるべき?ガマさんの対応に非はなかったように思うけど、相手はそうもいかなかったみたいで。二度も司法から許された人の三度目の罪が、予期せず自分に降りかかったとしたら、心情的には到底赦せないかも···でも自ら裁くのは、やっぱり違うと思う。

小日向さんのガマさん。全然別件だけど『ユージュアルサ・スペクツ』の騙された感を思い出しつつ。観ていてしんどいな...とも思ったり。キリスト教、赦し、奥さんに同じ場所に行けなくてごめんなと謝ったり。伊吹に出来ることは何もなかったって伝言を志摩に頼んだり。どうもしんどい。『サバイバルファミリー』の小日向さんを観て、この感情をリセットしたい気分。

志摩がガマさんに向けていう台詞で、今話のバランスを保ってる感じなのかな。連行される前の、家の周囲にいる刑事に向かってガマさんが言い放つ台詞もなかなか。ドラマの中で元刑事のガマさんにそんなこと言わせるとは...って思ってしまった時点で、改めて自分の感覚が露呈したようで嫌な気分。

伊吹がはむちゃんにした提案、その時は笑っていたはむちゃん。遅れて文字で前向きな連絡···でももうそれは叶わないことが確定している。はむちゃんはまだ知らないけれど。

 

(追記)

猫村さん···じゃない松重さん。『アンナチュラル』を観てないので、ここのシーンって楽しみ半減なのかもしれない?いや、松重さんを拝見できただけで「!」となってるので、これはこれで十分か。井浦さんとか、飯尾さんとかのキャラも把握した上だともっとにんまりできたのかなとは思うけど(野木脚本の古参ファン界隈は盛り上がってて、若干羨ましい)。『アンナチュラル』今調べてみたら、2018年1月期ドラマで、キャッチコピーは「不自然な死は 許さない」···なかなか響く表現。もう少し気持ちが落ち着いてからじゃないと観れないかも。

 

今回も現実世界の感情バイアスかかりっぱなしで、あれこれ考えながら観てしまった。何もないときに観たらまた感想も変わっていたかなとも思ったり。最近再び観た舞台映像の『罪と罰』から、キリスト教(この場合はロシア正教)の赦しとは...と考えていたので、ガマさんが話す言葉が余計に引っ掛かってきたというか。こんな短期間でキリスト教の考え方とか赦しとか、罪を犯す者の心情や状況について考えることになるとは。『罪と罰』も『MIU404』も自分で選んで観ているものとはいえ、感情バイアス掛かって色々思い巡らせてしまっている。