anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

ドラマ「レンタルなんもしない人」第10話 感想

冒頭シーンに驚きつつ、シュールさを感じるより笑うべきところなんだよねと観ていたら。

神林くんとレンタルさんの遭遇シーン。勿論気づいてるのは、神林くんのほうだけ。有名になることの弊害ってこういうことなんだろうか、いや違う気がする、と思いながら観ていて、神林くんの行動に恐怖を感じる。一線を越えすぎてる。

金田さんが居ないことに気付いて、気にしている人が意外と多いこと。そして今日は言葉が電車の音にかき消されていない。金田さんは誰にも本当のことを言っていない?話したエピソードの中にいくつかは本当の事が入っているかもしれないけど、それもどうだか分からない。けど、案外それってよくあることかもと思ったり。

今回の依頼者さん。物腰は柔らかいのに、色味が少なくてきちんと整理整頓された部屋なのに、閉めきったままの雨戸に違和感。何でかな~と。お料理も上手そうだし。レンタルさんも美味しいって言ってるし···とそのまま観ていると、やっぱりちょいちょい違和感。依頼者さんがレンタルさんに向ける視線の先の漫画本。窓に反射してる依頼者さんの顔。友達居ない同士の確認から生まれる不思議な仲間意識。友達がいないって言葉に出して言えることは、特筆すべきことではないんだろうけど。そこから始まる依頼者さんの告白。映像として観てるのがつらくなるものだった。演じている人も大変だな、あの子供たち。でも仕事なんだよね···とか、時々思考が飛びつつ視聴。誰にも相談できないのがつらいとか、相談するとその相手を巻き込んでしまうかもしれない怖さとか、自分を守るために他の誰かを差し出すとか。信頼していた分、絶望と怒りは倍増になってしまうのとか。全部憎いわーと思いながら観ていた。例の三人組はどうなったんだろう。依頼者さんが弁護士さんに経緯を話してる段階で、抜きには語れないはずだし。あの子達にもそうなる環境や理由があったかもしれないけれど、かといって依頼者さんにした行為は許されないはずだ。依頼者さんの引き金の一つになってるはずなんじゃないかと思えて仕方ない。ずっと考え続けている依頼者さん、だからあの法令関係の書籍並びなんだと。

もやもやしたり、イライラしたり、何とも言えない気分で観ていると、漫画の話に。レンタルさんの本意は分からないけれど、優しさを感じる。漫画の話題って、場を和ませる力がすごい。依頼者さんから8巻を借りたレンタルさんに、勝手にありがとうな気分で観てしまった。レンタルさんに炊き込み御飯をよそう前に、ちゃんと御供えしてたしね。根はどうしても悪い人に思えない。いい友達が出来たらいいのになと願ってしまう。レンタルさんとはもう友達かもしれないけれど。

神林くんにもやや変化?SNS界隈には良心があった!良かった!と思わされたのも束の間。それを受け入れられない神林くんが強行突破しようとしたところに、神林パパからの着信!偉い、よく出た!と神林くんを勝手に誉めつつ。果たして、パパの思いは長男くんに届いたのかどうか。あのくらいの年だと、難しいのかな?男同士の親子関係はよくわからないけど。私は観ていて、神林パパの照れ隠しの愛情を感じた。最終回までに神林くん周辺が好転しますように···と勝手に願う(でも次回予告見るとまだ不穏そう)。神林くんのエピソードは完全にドラマとしての脚色なのかな。

今回の流れ(冒頭の抜け感→依頼者さんの告白→神林くんエピソード→間で和みの沙紀さん)は、特に沁々印象深い。沙紀さんの台詞も、いつになくわかりみ深かったし。実生活で生かせるところは生かしていかねばと強く感じた次第。

 

磯村さんを楽しみに観始めたら、軽率な思いを反省の第10話。俳優さんて大変な仕事だなと。又来くんとは全然違うキャラで驚く。でも、ストンと物語や感情が入ってきたので、磯村さんで観られて良かったと思う。