anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

地球ゴージャスVol.10『星の大地に降る涙』/ WOWOW 鑑賞メモ

東京の赤坂ACTシアターにて2009年7月8日収録、地球ゴージャスVol.10『星の大地に降る涙』をWOWOWにて鑑賞。(2020.09.17深夜0:10~) 

地球ゴージャスVol.10「星の大地に降る涙」 | ステージ | WOWOWオンライン

夜も深い時間の放送ながらリアタイ。今年の目標は睡眠時間を削ってまで観たり聴いたりしない、だったのだけどつい。おかげで今朝はとても眠い。けど、後悔はしていない。

 

今から約11年前に上演された舞台。観た時間帯や、最近の環境を差し引いてもきっと号泣していたのかもしれない。慟哭っていう感じより、気付いたら涙が出てたというか。希望を見出だすべき物語だけど、やっぱり悲しさや争い事、他との違いを受け入れることが難しい現実を思って、今はまだ負の気持ちを強く感じてしまう。そう遠くはない過去の日本の話から生まれたんだろうなと窺いつつ、歴史から学んだ失敗を今に活かすことって大事だよなと強く考えさせられた作品。ずっと重たくて苦しくなるような演出じゃなく、そこは地球ゴージャスさんだからちゃんと緩急あって。どこまでがアドリブ?そのアドリブは毎回違ってるの?今の素で笑ってた?と舞台の上を観ながら感じることもしばしば。お芝居、ダンス、歌、殺陣もあって。殺陣のシーンは怖くて悲しいのだけれど、守るべきもののために舞っているような美しくも見えて複雑な心境に。三浦さんのコンテンポラリー的な動きにも見とれてしまった。佳乃さんが美しくって、音尾さんの格好よさに驚きつつ、実際の三浦さんって格好いいの?美しいの?どっちの形容詞使えばいい?とずっと思いながら観ていた。この舞台を語るときよく言われていることだけど、19歳であの輝きってやっぱり唯一無二なんだな。先天的なものだけでなく、その上に自ら研磨されているのがよく分かるから。肉体的なものだけでなく、表現でも。舞台を観て三浦さんにどっぷりはまる人がいらっしゃるのも納得だと思った。『罪と罰』も結構好きなんだけど、『星の大地に降る涙』を観るとまた違う感情にさせられる。烏滸がましいようだけど、初舞台なのに技術面でこちらをハラハラさせることなく観させてくれて感謝の気持ちも湧いてくる(努力を見縊ってて申し訳ない)。次は『海盗セブン』を観る。

本筋から離れたところでいうと、もともと少人数の演者から構成される舞台が好みなので、今回の舞台は出演者が多いんだな~という印象もありつつ。でも最後まで引き込まれて、メッセージも解りやすく心に深く問いかけるものだった。

 

(追記)

地球ゴージャスさんの観劇は過去に一度、Vol.5『クインテット』のみ。演劇好きの先輩に誘われたのがきっかけ。そのときに観た岸谷さんも寺脇さんもテレビで観るよりずっと格好よかった記憶。舞台の上でとても映えていた。今回二度目の地球ゴージャスさんはテレビ画面を通して観たけれど、美しくて格好いい人たちは実際はもっとすごいんだろうな~と前回のことを頭の片隅で感じながら、物語にも没頭。今更だけど、劇場で観たかった。ほんと今更だけど、あの美しさを実際に観てみたかったなと思う。でももう叶わないらしいので(どうやら何処かへ行かれてるらしい。とか、不在中という認識でいる)、せめて自宅の画面で愛でるように円盤必須案件。