anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

真夜中ドラマ「名建築で昼食を」第8話 感想

武相荘でのお話、なかなか興味深く。茅葺き屋根を継続しているのは、次郎さん不在後の正子さんの希望で、とのこと。その後も思いを継いでいらっしゃるから、今も綺麗な茅葺きを保っていらっしゃるのだなぁ。

元は普通の農家の住居だったところを、白洲夫妻が良きようにアレンジされて、元のものとのミックス感もありつつ素敵な佇まいに。(生活感たっぷりのままの室内展示なのに、それが却っていい感じ。映像で観る照明の加減もあるのかな。梁や柱が濃い色なのも、こうしてみるといい。最近の住宅って、明るめのが多い気がして)。

個人的には千明さんの表情に特に注目しつつ、案内のシーンを観てしまった。良き。

 

今回は、冒頭の藤と元カレ~白洲夫妻と武相荘~終盤への流れがとってもしっくりくるというか。エンディング曲が普段より余計に沁みる流れ。これまでの回も好きだけど、第8話は特に好みだった。

 

二人で何度も出掛けるって、やっぱりそういうとこに話の流れを持っていくのだろうか···と怪しみつつ(同志や友情の成立って難しいのかな)。そういうのは曖昧にまだ見せぬまま、今クールが終わってもドラマが続いていくような感じだといいなという希望も持ったり。

千明さん、マスターのせいにしてるけど、それって言い訳にしか聞こえないですよ~と画面のこちら側から茶々を入れつつ。

予告を観ると、次回も深そうだ。楽しみ。