anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『俺の家の話』第4話 感想

毎回「刺さる···」を超えてきて、観たあと暫く考え込んでしまった。

寿限無、いい人すぎて(でも内心どうなの?)と先週まで窺っていたら…の第4話。

寿限無の他にも、色々話題が詰まっていた。回を追うごとに平行してだったり、新規で話題が絡んでくるのかな。

踊介は、これまで他の兄弟に比べて大人しい~と観ていたら、意外と一番夢見がちな人?と思ったり(今後の動向が楽しみ)。確かにさくらさん、立場上敵とはいえ魅力的だけどさ。自分の考えを述べるさくらさん、ほんとに格好いいし。説得力あるし。

話戻って後半の寿限無。あれは、寿一と秀生とユカ(と彼氏さん)たちにも少し似ているというか、そんなふうに感じてしまった。育ての親と産みの親って。ユカが今後のことを寿一に話すシーンで、秀生の名字の事を話題にしていて。そうか、秀生はユカと暮らしているけど、名字は観山なんだ。気になって公式の相関図を見たら、ユカには名字の記載がなかったんだけど。ユカ、私の感覚では自由で不思議な人だけど、自分の感性に素直で羨ましいような気もする。寿一と秀生が二人で能を舞うシーンのユカの心境を想像してみたんだけど、勘繰りすぎてどれも確信が持てなかった。寿一に惚れ直したのか、単に親子共演に感極まったのか、秀生の晴れ姿に感動しただけなのか。それとも他にもあるのか。

稽古の時、寿三郎が寿限無の素性というか出生をなじるシーンがあって。なんでそんな事いうのさ!と思っていたら…なことで。寿三郎は寿限無へ落とし前をつけたいけれど、未だにつけられていない自分に対してのモヤモヤや苛立ちをその言葉に乗せていたのか~と。いや、それにしても酷いけど。師匠と弟子の立場って絶対だから、全く苛立ちを見せない寿限無が余計につらく見える。

途中のシーン。想定外にO.S.Dさんが良いことを言ってきて、舞の見る目を尊敬。大州もいい子だし。長田家、やっぱりいいな。(大州のダンスグループ衣装が黄色なのを観て、ボス恋を思い出してしまった。黄色推したくなるの解る)。

色んな親の立場の人がいて面白い。寿一の家の話だけど、色んな親子関係を観られて、今回も大変勉強になりました。早く次回を観たい。