anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『俺の家の話』第6話 感想

今回は時々ほろり、時々声を出して笑ってしまった。面白かったな~。

あと、これまでに比べて心の声が少なめだったなと、観終えて気が付いた。よく声出しする寿一。

スパ到着までの道中、車内の秀生は冴えない様子。寿一は本当に心配で何度も確認しているんだろうけど、言葉面だけ受け取って表情からは読み取れないのかな?と観ていて心配に。そうしたら、大州も舞もちゃんと気付いてて、良かった。ずっと子育てに関わっているのと時々だけの差って、こういうところに出るんだろうかと思ったり(でもこれまでの回で、秀生と同居しているユカが秀生のことをよく見ていて理解しているのかと言われるとそうとも受け取れないような気がしたんだけど。女がーとか、母親だからーとかいうのは特にここでは関係ないのかな。どうなんだろうなぁ。次回予告みると、ユカを怒らせた寿一の言葉?行動?って何だったんだろうなととても気になる)。宮藤さんはどういう意図で書かれたのかなこのシーン···と考えたりしつつ。クドカンさんの脚本好きだなとしみじみ思うこの作品。言わなきゃ分かんないっていう、寿一の台詞。確かにそうだな。(秘すれば花って言葉もあるけどさ)。

ハワイアンズの更衣室で、寿一の怒りって爆発してたし。これまで観山家の浴室での様子と違ってて。ようやく怒りを発したかーと思って、ちょっとほっとしたりもしつつ。

(止めに入ってくれた寿限無に素直な優しさが復活していて、こちらにも安心感。優しい寿限無がやっぱり似合ってる。いい人過ぎて怪しいってずっと思っていたけど、いざ悪い人になるとやっぱり寂しくて。もとに戻って嬉しい。踊介って、観山家ではそういう立ち位置なんだな~と。ロッカーに当てられて痛そうだけど、同情よりそういう風に見てしまった。踊介、先週から面白くなってる)

寿三郎とスパのシーン。観山家の皆が手伝っていて(舞も!)、そこで寿一の大変さに気付いて言葉で共有してたところ。是非それを寿一にも伝えてあげて!と思ってしまった。ほろりシーン。再入浴を希望する寿三郎のリクエストをすぐに応えてあげる舞たち、いい家族だな~と。

寿一と秀生、舞と大州の各部屋にて。祖父と孫、親と子、っていう立場。どっちも解ってしまって、しんみり。好きなシーン。

回を追うごとにどんどんゲストが登場?ってくらい、毎回驚きありつつ。

今回は紫吹さんに吃驚。マスクを外されたお姿も拝見したかったな~。デコ団扇をお持ちになってる姿も素敵でした!

阿部さん、予告で観ていた予想を超えてきた~。たかっしの歌唱シーンとか。作詞家としてのペンネーム(言われるまで、札が礼に見えてた。思い込みって怖い)とか、物販が命綱って台詞とか。面白すぎて。「秘すれば花」がここにも。

寿三郎もとい西田さんの歌う「マイウェイ」に泣けてきてしまうのは、こちらの加齢故なのかなぁ。尊いシーンだった。(歌ってなくても、西田さんとマイウェイの組み合わせだけでもう···)。

末広さんって、玄関で見送っていたから。てっきり同行していないと思っていたのに、いい人。写真を撮ってる時、いい笑顔。ここでも思わずほろりとしてしまった。

さくらさん···どんどんキャラ変していってるというか、超えてくる。ちょっと変わってるけど(恋愛してるときは大体皆そうだけど)、自分の気持ちの確かめ方と欲求の満たし方が独特で可愛い。踊介の勘違いを訂正しない小悪魔さもありつつ、寿一にはストレートに行くのが可愛らしいなぁ。こんな演技をされる戸田さんを初めて観た気がする。今まで戸田さんが演じるキャラクターでは当麻紗綾が一番好きだと思ってたけど、今回の志田さくらもかなり好き。

次週···寿三郎の認知症状が進行している?自分で能面あげておいて、的なことなんだろうか。ユカが寿一に言う台詞とか。色々楽しみ。