anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

ドラマ『ただ離婚してないだけ』第1話 感想

ただ離婚してないだけ···これは作品のタイトルですよって先に断っておかないと、色々誤解されかねない強さがあるなと思いつつ。ありがちな事象なようで、わざわざ公共の場で発しないワードだし。だからこそ作品名になると、目を引くし、耳にインパクトがある。

この作品は、初回放送が始まる以前から、公式さんや関係者さんの発信をチェックしていて。メイキング写真と作品用の見比べをさせていただいたり、休憩時に召し上がるお弁当の写真を目にしたり。そこに、雑誌などで知る演者さんの思いがプラスされて、段々と「怖い」という感情より、「現場の雰囲気良さそうだなー。作品はどんな風に仕上がっているんだろう?映像きれいだし、劇伴素敵だし、楽しみ!」という思いが日に日に強まってきていた。

 

そして観た第1話。

映像が綺麗。雰囲気が映画っぽい。シーンの切り替えも。何より、色が好み。ちょっと怖い劇伴も良い。弦楽器の音、耳に残る。主題歌、今までにない感じ。フルで聴きたい。

内容は、怖い怖いサスペンスだと思って観ていたら、柿野正隆を知る物語なのかな...と(第1話を観た限りでは)。これから益々恐ろしいシーンも出てくるんだろうけど、映像的にというより、前後の流れからより凄惨さを意識するって感じなんだろうか。

公式さんから事前に得ていた映像や画像のおかげで、心の準備が出来ていたんだと思う。冒頭シーンはあの画から始まると知らず、その点には驚いたものの、雪映と正隆の間にあるものだけに心をとらわれず、彼らの心情に関心を寄せることができたし。他のシーンもある程度は心構えが出来ていたので。とはいえ、予想を超えたシーンには唖然としつつ···萌が納得してるならいいけど、正隆のあの態度はない。

 

個人的には、予告で引っ掛かっていた正隆の台詞三文字が、雪映に向けられたものではないと知れてほっとした。(予告って、うまい具合に感情を引っ張られるように作られているんだなぁと。だから、映像も文章も切り貼りされていない本編を見届けるのって大事だなと毎度思う。ドラマ限らず、だけど)。食事作ってもらってその言葉はないでしょうよ、と思ってたから。

 

恋人同士もだろうけど、夫婦って色んな形があるんだろうし。人ってみんな違うし、多面体だし···と思いながら、あれこれ考えたこと。

雪映も萌も正隆のことを想っている。

萌は正隆に対して、心配している気に掛けているという想いを言葉や態度で直球に伝えている。それは、自分が正隆の妻でないことへの裏返しから由来してる?その萌から言葉を掛けられる正隆は、ちょっと動揺してるような疑っているような、でも満更でもなさそうな嬉しさが透けて見えてる気がする。全身で自分を必要としてくれている萌のことが可愛いのかな。とはいえ、結構雑に扱ってたけど。それは幼少期の愛情欠落のトラウマがそうさせてる?萌は、弟に接する様子を見ても、愛情深い子なのかな。妻のいる正隆の立場を知ってて関係を続けているのはどうかと思うけど。

雪映は、一応、正隆と結婚という契約を結んでいる。ただ離婚してないだけの生活を続けているけど、"ただ"じゃなくて、やっぱり理由があるんだろうな。子供に執着する理由は、正隆関係なく、一番は雪映の問題?次回予告で雪映の妹の菜穂が言ってた台詞、引っ掛かる。あとは、やっぱり正隆に対する言葉が少なすぎる。態度では示しているようでも、言葉が足りない。萌と見比べて特にそう思った。いつもの漬物がない代わりに、別のものを用意する→先に言わないから、正隆に咎められてる。···だからって、正隆のあの態度はどうかと思うけど。あと、テレビのスイッチを切るシーン。あれは雪映の優しさなんだろうけど···正隆と噛み合っていない感じが淋しい。まぁ付き合いが長くなると、阿吽の呼吸だとか空気だとか言って、いちいち口に出したりしないものだけど。正隆は言葉で、全身全霊で愛情表現してほしい人なんだろうなぁと思ったりした。その面倒くさい···というか、手の掛かる感じが、女性によっては愛しいのかなぁ。

 

安里監督のツイッターの言葉。とても印象的で、第1話を観る上で大いに背中を押されたので、リンクを貼らせていただきました。

https://twitter.com/asato_mari/status/1412566990061932549?s=20

 

 第1話、観て良かった。次回も楽しみ。全12話、早く観たい。

 

(追記)

https://twitter.com/tx_tadarikon/status/1412695176049414144?s=20

https://www.johnnys-net.jp/page?id=drama_pr

役が入ってないときとの振り幅を見ると、演者さんてやっぱりすごいなぁと思うし、ほっとする動画。第1話視聴後にも観てしまう。公式さん、いつもありがとうございます。

 

https://twitter.com/asato_mari/status/1415240909608820736?s=20

第1話冒頭シーンについて···こういったお話、貴重で有難い。