第13話を見終わって感じたこと。全然最終話の感じがしなくって、彼らの生活はずっと続いていく(またいつか、続編ありそう)って期待できて良かった。指に巻いたリボンがくるくると螺旋状に落下していく様子のシーンは、ドラマっぽいなと思ったけど、その他のシーンは概ね、もしかしてほとんどアドリブなのでは...?と錯覚してしまうほど自然な雰囲気で、そういうところがこのドラマの醍醐味だなとも思う。
実は、#11を見て、ちょっと圭子おばさん苦手かも...と。でもジュンと気が合うらしい...と思いながら見ていて。#12では苦手感が覆って、安心した。圭子さんの発言は、なんていうか、現実感が強い。仕事を持っているから、自由人の浩子さんとは雰囲気が違っても仕方ないのかな。ヨシヲが、浩子さんより圭子さんに遠慮ある感じがして、観ていて面白かった。ジュンは浩子さんとも圭子さんともほぼフラットに接しているというか(多少は圭子さんには遠慮が見えなくもないけど)。ジュンの在り方って好き。
#12の、とあるシーン。大人が本気で笑っている感じがして、とてもいい!と感じた。あそこの場面は、仮にト書きで「皆で笑う」とあったとしても、素で思いっきり笑っているふうで、とても好き。元気をもらえた。
いつでも、見終わったあとには心が穏やかでいられるので、ずっと緩やかに続いてほしいドラマ。ジュンとヨシヲのこれからを、年齢を重ねていく二人と周辺の人々との関わりを、ずうっと見ていたい。そう感じられた作品。いつかまた続編が観られることを楽しみに待とうと思う。
素敵な作品をありがとうございました。