anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『俺の話は長い』第8話 感想(追記あり)

 『俺の話は長い』第8話(其の十五:ゆで卵と福引き、其の十六:ミカンとコタツ)を視聴了。  

今回はいつもより満の存在を感じるストーリーだったと思う。生田さんはやっぱりすごい。

それにこれまでの回より満遍なくキャストの様々な個性が出ていて、観ていてとても面白かった。

円盤出たら欲しいなほんと。手元に置いておきたいし、わたしの言うことを聞かない反抗期の子供に満の名言を聞かせたい。

 

満が春海のリクエストに応えてにゅうめんを作ってあげるくだりとか、そこでの会話とかも本当に良かった。(汁物食べながらの台詞って大変なのかな?と少々気になりつつ、にゅうめんに麩を入れるのは我が家でも試してみよう。)

光司が言ってたような意味、満は人を甘やかしてダメにするタイプ···どこかで聞いたような。

 

房枝さん、魔性の女!

私も同意。ある意味それくらいしたたか(本人はそうは思っていない)なほうが、色々生きやすいのかもね~と思ったり。綾子とは全然タイプが違うお母さん。今話では益々輝いてた。いいなぁ、子供たちの前でざっくばらんに話す魔性っぷり。面白かったし、端から見る分には可愛らしかった。

 

牧本さんと檀野さん

これまで見てきたポラリスのカウンターでの様子から苦手な二人だったけど、今話で苦手意識がなくなった。檀野さんに関しては、こういう人って実際にもいるよね(苦手意識)~って感じだったけど、光司の件が残念で房枝さんが檀野さんのことを話すのを聞いてから、房枝さん分かってる!と思ってすっきりした。牧本さんは、よくいえば真っ直ぐ、でも空気読めない人で猪突猛進。でも、それすらまぁいっかなぁと。房枝さんがそういうならいいっか、と。吹き矢頑張ってたし。優勝おめでとう。···って、結局は何か感情入り込んで見ていた。

 

何気ない会話の魅力

海星くんが食べていたプリン・ア・ラ・モード美味しそうだったな。そして房枝さんが「相変わらず格好いいわね」っていうのに対する返答もね。そういう何気ない挨拶的会話をわざわざドラマで見て、いいなぁと思ってる。そういうのがこのドラマの良さなんだろうな。(スタバの店員さんから親しげに話し掛けられて、無理してテンション合わせて答える私とは訳が違う。)突然来なくなった常連客に自ら会いに来る海星くんも人が好きってことなのかな。そうじゃないと客商売は続けられないよね。そしていくら後輩とはいえ、海星くんに追わせにくる満の魅力って、やっぱり人たらしだ。働いてないのがもったいない。

 

そして第8話の一番の見所はやっぱり、歌う春海

あんな可愛い顔して、あんなひどい歌を上手に歌っているの!シュールすぎて素敵!光司が歌う「自由にミカンを食わせろ」も相当なインパクトだったけれども。あんなの5番まで作ってたなんて。しかも小学生の春海に聞かせていたとか。更には「ニートブラザーズ」って。何をそんなに楽しそうに歌っているの!(夜中に見なくて良かった。夜に大声で笑うの憚られるし)。綾子って太っ腹なんだなぁ。前の夫と光司の似ているところが···綾子がちゃんと仕事して強く見られがちな女性だからなんだろうか。光司とはうまくい続いて欲しい。光司次第かな。

 

春海に対する陸の心情はやっぱり満の言い当てた通りだったようで。彼はお母さんにもうまく感情出せていないのかなと心配。

 

色々な人の色々な感情の表も裏も見ることができて、本当に楽しい回でした。演技の上手な俳優さんばかりっていうのも見ていて疲れないし、ストーリーに集中できるし、ほんと当たりドラマだと思う。

 

 

次回予告

引っ越し前の綾子の大仕事って、満の就職を見届けることか。または別のことか。

春海はラジオ好きすぎて、パーソナリティーって仕事に憧れたのかな。まだまだ世間知らずだけど、あの歌(光司作、綾子の財布と出世払い云々の)を歌えるくらい度胸あるから向いているのかな。などと、ドラマの中のこと心配しつつ。

今回は文字起こしがまだあがってないけど、第9話予告は動画だけだとしたら情報不足。次回放送が気になって仕方ない。

 (12/3追記)先ほど公式サイトを見てきたら、有難いことに次回予告の詳細が文字でアップされていました。興味深い。楽しみすぎる。満の回、って感じになるのかな。期待。