anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『コタキ兄弟と四苦八苦』第3話 感想

「三、曠夫受苦」|ストーリー|ドラマ24 コタキ兄弟と四苦八苦|主演:古舘寛治 滝藤賢一|テレビ東京を視聴。

曠夫受苦(こうふじゅく)
伴侶がいない苦しみ。

今回3話にしてやっと、落ち着いてオープニングやエンディング曲に耳を傾けることができた(我ながら遅い。だって色々濃すぎるから···)。あんなにぴったりなのを当てられるって。ドラマって、ドラマ曲込みなんだなと改めて。

 

ムラタさん、出番が少なかった···でもあのトーンと佇まい、さっちゃんの「お待たせしましたー、レトルトカレーでーす」とセットで何か好き(メニューにレトルトカレーって書いてある喫茶店て結構普通にあるのかな?)。

さっちゃん可愛いな。今回はさっちゃんの可愛さに尽きる回。あんなに可愛いと、時々したたかさが透けて見えても、でも最後は男前なとこもあって、良いキャラクターだ。そういう目、したっていいじゃない?可愛いんだからさ。

コタキ兄弟とさっちゃん、時々平温ムラタさん、っていうのがバランスいいな。

 

今回のゲスト坂井(望月歩さん)、思わず呼び捨てしたくなるキャラだった。さっちゃんが、坂井って呼ぶところ、いい。あの濃い中でも難なくいらっしゃるなと。坂井くんのキャラが分かりやすくて、若いってこういうことなのかなーと。お会計済ませてシャバダバを出るとき、さっちゃんとの会話、そしてあのシーン。そういうとこだぞ坂井!という思いと、頑張れ坂井くん!の気持ちが私の中で共存。一路寄りだよね、坂井くん。でも嫌いじゃない。けど、実際学生時代で、周りの目が気になる年頃女子なら、坂井くんの誠実さの前にあの言動と思考はちょっと面倒に映るのかなとも思った。

 

デートは、依頼者持ち込み案が元々2つだったんだ。予告を見て、耳をすませば、が一路かと思ってた(ああいう映画好きそうなイメージ。家で見るとかの設定は抜きで)。私はあの映画(今度実写化されるとか)を観ていないから、一路の説明で内容を知る。そして、一生(いっせい)に敵対心な一路の事情も知る。ここで普通に『耳をすませば』が出てきて、皆知ってるていで話が進むのを観て、でも一路だけ「まだ観てなかったら耳をふさいで」って言ってるのが、良い。(一生さんと水族館って、凪のお暇···色々飛び越えてる感が···笑。でも単なる偶然なんでしょうねきっと。)

お兄ちゃん、そんなに結婚したいの?結婚がいいものだと思っているの?伴侶がいないことの苦しみって何?みんな無いものねだりだよなーと思ってしまう。無いものねだりしている時が実は一番しあわせだったりするんだよ(渦中にいるときは気づかないけど)。デートやお付き合いすること、結婚に対する明確なイメージ(というより理屈?)がありすぎて、お兄ちゃんは縁遠いんだろうか。さっちゃんOKしてくれるなら、お似合いじゃない?さっちゃんOKしてくれれば、だけど。そういう目するから無理かな~。2周り下···さっちゃんの精神年齢ってやっぱり高い。喫茶店で切り盛りするってことは、処世術に長けてくるのかな(ポラリスの房枝さん思い出してる)。

 

二路、実は神経質?でも神経質を突き詰めて、考えるのがどうでもよくなっちゃってあんな感じ?モテ非モテ、恋愛成就の数で人のランク付けするのってどうなの?私も坂井くんやお兄ちゃんに同意見。悪い人じゃないんだけどね、友達なら楽しそうだけど。有花さんにあんなこと言わせちゃってさ。多分、有花さんはまだ100%二路のことは嫌いじゃなくて、憎いレベルまでは行っていなくて。ちゃんとしてほしい···という期待が残っているのかなぁと思った。それにしても、義兄にお金借りるのって、ちょっと有花さんも二路と似てるところがあるのかな(それとも、あなたの弟はこれだけ駄目な奴なんですよ、の提示?)。元々は二路が働いている前提で子供の留学···でも、これまでの二路を見ていたら、余力ないと留学厳しいと想定できたような···でも、子供のためなら何でもしたい親心も解る。

つまりは、お兄ちゃんやっぱりいい人。有花さんとの疑いも晴れて、私完全に一路推しだ。「Yフーも俺の敵か」って言ってたくせに、調べちゃうんだねぇ。エゴサして悶絶してるの、可愛すぎる。そんなの気にすんな!と言ってあげたい。

(昨日TVerで見た関テレといい、最近はネット上のルール、マナーを改めて入れてくるんだな。一路はコメディータッチになっていたけど、実際にはそれで済まないこともあるんだよなぁと。ここもそうだ。自戒を込めて)

 

お兄ちゃんが弟を勘当した理由回収。そうか。もっとすごいことやらかしてたのかと思ったけど。それはその目になるよね。さっちゃんは悪くない。

 

次回第4話も楽しみすぎる···樋口さん。······本当の依頼って何だろう?