anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『俺の家の話』第2話 感想

一週間が待ち遠しかった。第2話も面白かった。私にとってはそう遠くない未来の予習も兼ねて観ているような、そんな気もしつつ。暗い気分にならず、笑って観られるのがほんといい。好きなドラマ。

第2話は、前話以上に内容が詰まっていたような。観山家とさくら以外にも、寿一とユカのこと、その息子の秀生のこと、さんたまプロレスの面々。それぞれもれなく。寿限無の目玉って、やっぱり大きいのか。切れてない(斬れてない?キレてない?)の元ネタとはどなただったっけ···長州さんだよね?とか。寿一の我が儘を聞いてる···いや、聞いてないよねっていうのとか。一番の残念は、リングでユーミンの♪BLIZZARDが聞こえてこなかったこととか。

ほかにも沢山、いちいち笑ったり、じーんときたり。やっぱり笑ったり、ハラハラしたり。面白く観られて良い。

 

以下に第2話の備忘録として呟きみたいな感想を。 

 

シテ方...寿一の語りを聴きながらも、文字で読みたくて改めて調べてしまった。

さくらさんの着物姿の御披露目、さくらさん(というより、戸田さんとして?)の笑顔が素敵でとても好き。

長女舞の家族の不思議。でも円満で本人たちだけでなく、親族との関係も良好ならいいよね。それにしても、舞の強い足元。それとも、能の人はあの立ち方が舞台上では正式?

トイレの心配する寿一。秀生が小さい頃も育児を手伝ってたのかな。寿三郎とトイレ問題、例えがあれかもしれないけど、幼児の言い訳みたいで懐かしい。トイレに行きたいときにトイレに行ったのではもう遅いんだよ。トイレは行きたくなくても取りあえず今行け。先回り先回り。

ケアマネ役の荒川さん、マスクの上に見える目が怖い(けど、笑える)。あっそ、の言い方。いちいち可笑しい。
野菜で予習しても意味ないのも笑える。(寿一のあれは、オランウータンじゃなければゴリラが正解?)

お風呂場の寿三郎、認知度低下がより露呈なところ。と、寿一の心の中の呟き。

書字障害と言われている秀生。怒、呪って字を例えに使う施設員さん。実は心情を表してたら怖いわー。でもいつもあんなふうに子供たちから攻撃されてたら、大変な仕事なんだなと。制止せず受け入れる忍耐力。

好きな人を旦那にしたら、のくだり。ってことは、ユカは今も寿一のこと好きなの?意味がよく分からない。離婚してるのにその後の職のこともいちいち相談なかったと寿一を責めるとか。子供の親としての問題と面会交流は別として考えるべきでは?なんて思ったり。ユカは秀生の特性を理解しているようなしていないような。なんか苦手な人だ。週1で面会交流って珍しいなと先週も不思議に感じてたんだけど、ユカってどんな人なんだろう。ユカとのやりとり見ていると、寿一の寛容さが目立つ気がする。

多少元気な寿三郎。多少の元気が嬉しいときもあれば、今回のようにやっかいなことも。

五千円の重み。一度お金の話をしてしまうと、ハードル下がる寿限無

原くんの彼女さん、いいキャラ。
泣くな、原くん。

相席食堂やTwitterの長州さんという認識だった私にとっても、リング上の長州さんって「!」って感じだったので、現役時代をご存じの方々はあのシーンに沸いているのかな。それにしても、長瀬さん痛そう。

中庭でのシーン。うぬぼれっぽくて、懐かしくて、寿一いい。格好いいこと言ってるさくらの戸田さん、可愛すぎるし。そりゃ惚れるわ。

そこから、予告で観ていた生肉のシーンに繋がるとは。

寿限無の目玉、今回は長女舞からの指摘。

親に習うのに、お月謝必要なんだな。

寿限無の言う血縁じゃないとは、戸籍には入っていないってこと?芸養子とはだいたいそうなのかな。養子縁組していたら、寿限無にも相続権って発生するのでは?能が好きなだけであの家に居て奉仕できるなんて。芸事の世界のルールは一般人のそれとは違うんだろうなぁ。

ユカって。仕事してなくて、寿一からの養育費10万円だけで生活なんだ驚き。そして、秀生の優しい嘘。空気読んでる。寿三郎を信頼しているから、寿一が気にしてることの本当を話したのだろうな。書字障害と言われていたけど、定型発達じゃないことへの決めつけって、どうなんだろうね。(寿三郎の描く象の絵が上手いと思うのは気のせい?逆に秀生のは幼すぎるような)。

寿一の舞う高砂が、門弟達に認められた。さくらだけ拍手。何故の疑問を寿三郎に投げ掛けるけど、能とはそういうものだと。さくらは納得したのかな。

真剣な話してるときに聞く、グーパー体操っていう台詞。そういうところ。いちいち可笑しみ。

さくらの言い分。間違っているとは言い難いような気がする。見合った対価を貰うのは悪くない。病室でさくらが代筆していたAさんの遺言書って...遺留分の申請すればいいのになぁ親族。そういうものでもないのかな。勉強しなくては。

お風呂上がりの寿三郎、タオルの巻き方(天国と地獄の一生さんを思い出す。可愛い)。

学校では多動気味な秀生が、能に関わっているときは落ち着いている。定型発達じゃなくても、伸ばせる能力があった、周りのフォローもあるって素晴らしい。さくらの存在だけでなく、秀生への稽古が寿三郎に好影響を与えていくのか。生きる活力ってずっと必要ってこと。日々忙殺されて、つい忘れがち。

ユカの彼氏さん。どういう立ち位置?愛情の大きさは、ユカ<彼氏さん?ユカってどうなの?すごく気になる。彼氏さん、秀生と関係良好そうらしいが...。親の離婚が子供に与える影響も様々だろうけど、秀生の場合はどうなんだろう。気になる。

さくらさんはその柔軟剤を気に入ってたよ、とは言わないんだ~。寿三郎には遠慮がちな寿一。

スマホ使える寿三郎、すごい。指先がすっと動いてる。要介護1って実際どのくらいなのか分からないんだけど、すごい。出来ることと出来ないことのムラ具合。グラデーション。秀生の発達と同じで、一応カテゴライズするけど、詳細は人それぞれってことなのかな。だから、寿一の家の話は、彼のそれとして参考にしつつ、我が身を振り返り、予習も兼ねて観ている気がする。介護や育児には様々なパターンがあって、それぞれ違うけど、親子の関係は寿一と寿三郎を見ていると自分と重なるところもあって。今の自分がしている育児を振り返ってしまう。寿三郎が秀生に接するようにべた褒めにはなれないけど、中庭のさくらと寿一みたいなのがいいなと思ったり。もともと戸田さん好きだから、さくら役を悪い人とは観られなくて。今のところ怪しいな~と思うのは、ケアマネ末広さんだけかも。良々さんも好きだけど、末広さんの役は怪しい(猫村さんの魚屋大将とのギャップよ)。

レフェリー姿の三宅さん、第3話も楽しみ。