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さまざまの、まとまりのない感想

『捨ててよ、安達さん。』第1話 感想

BSテレ東でも放送開始とは···とても嬉しい。

捨ててよ、安達さん。(BSテレ東)の番組情報ページ | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式) 

テレ東動画でもTVerでも観られるようになってるなんて。ありがとうございます。

 

第1話視聴後の感想。

捨ててよ、安達さん。 第1話(BSテレ東、2020/7/8 24:00 OA)の番組情報ページ | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式)

最近はもう、安達さんと言えば「お洒落動画の人」っていう印象が強くあって。実は、こんなに出突っ張りな女優の安達さんを観たのは初めて。

メイクや私物公開の動画で拝見する雰囲気と、ドラマのなかの安達さんは違っていた。当然と言えば当然なのかもしれない。

人の内面は多面体であると思っているけれど、このドラマを観ていると、ドラマの安達さんが見ているものとは違う空間(現実と非現実、作り物と少し現実が混ざっている世界)を観ている感覚になる。色んなところを行ったり来たり。でもそれは全然嫌ではなくて、苦でもなくて、視覚で認識しているものと、頭で考えているものに誤差があっても楽しめる。

もともとこの作品には、大九さんが監督されてるというのもいい先入観としてはあって。脚本も下田さんと大九さんなので、期待感しかなかった。第1話の途中から(これはやっぱり円盤を手元に置いておきたい)と思わされた作品。かなりお気に入り。

DVD役の貫地谷さん。台詞は結構クールめなのが多いのに、女の子をぎゅっとしたり、髪で遊んでるシーンが可愛らしかった。

女の子の川上さん。長い台詞もあるのにしっかりしてるな~と感心。あのくらいの年頃の女の子がぶっきらぼうに正論をいうところ、ちょっと身につまされ感がある。

ドラマの安達さん、メイク動画のときとは違って(女優の安達さんとはこれなのね~格好いい~)と。お顔は可愛らしいんだけど、ドラマの中では格好よく見えた。

貫地谷さんがなかなか言わなかった完パケDVDのタイトル。あれってもしかして···と気になりつつ、やっぱりタイトルは出さないのかと思っていたら。

「同情するなら観ておくれ!」って。言った!貫地谷さん、言っちゃった!と観ているこちら側で何故か焦ってしまった(そういうところ突いてくる脚本、好きです)。タイトル言わないのに、名台詞で判明してしまうという。

このドラマをタイムリーに観ていない私でさえこの台詞の存在を知っているのだから、相当有名ってことなんだろうなと。そして、当時リアルタイムで観ていた人たちにとっては、ずっと子役の安達さんのイメージが強烈に残っているのかな、とか。御本人の容姿が変わらず可愛らしいっていうのも大いにイメージ定着に関与してると思うけれど。本当にお変わりなく可愛らしいからすごい。

···と考えつつ観ていて、エンディング。車を運転するドラマの安達さん。助手席には娘さん役?親子に見えない···!と、また脳が混乱する。

でもドラマの中で女の子の手を拭いてあげるシーンでは、子供をお世話しているお母さんにしか見えなかった。でもこの女の子は娘役さんではないし。

···などなど、あれこれ考えつつも、楽しい疲労感。

終盤、マネさんにDVDは娘さんに譲ったと話す安達さんのシーン。その横にあるオレンジ色のバッグは、動画で紹介されていた私物では···?となっているところに、注意書きのテロップ。この物語はフィクションだけど、時々本当の安達さんも混ざっているかもね、的なこと。改めてお知らせされて、益々混乱しつつそれを楽しんでいる。