anywaytrip diary

さまざまの、まとまりのない感想

『À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~』感想 続き~最終話

第6話、予告の雰囲気からして何か不穏だなぁと感じていたのだけれど。それが的中。テーブルを三人で囲んでいるときのジュンの様子がね、本編でもざわざわした。あの空気の中で「自由意思」を主張してくるサキ強い。

所詮、他人が一緒に暮らすから仕方ないのかなぁ。仕方ないって思える相手だと結婚とかありよねって思ったり。難しいなぁ。ジュンとヨシヲって素敵なカップルに見えてたけど、現実(これはドラマだけど)で暮らしているならば、まぁ色々ある。綺麗事だけじゃないこのドラマ、かといってどろどろし過ぎていないから、やっぱり好き。演者さんの雰囲気がいいから、裏を考える隙がないのがいいんだろうなと勝手に解釈してる。

 

第7話の予告で、ジュンのもやもやは晴れたんだろうかと気になっていたのに、まさかの見逃し...かなり凹んだ。もともと手元に映像を置いておきたいと思った作品だったから、最終回放送後にDVDかBlu-ray出ると嬉しいんだけど(シナリオブックも欲しいし、各回のワイン紹介が付いたドラマ仕様のレシピ本も欲しい)、発売されるのかな?名建築も円盤化・書籍化されたから、期待してもいいのか、放送局が違うから難しいのか...どうだろう。

 

第8話~最終回の第12話までは、滞りなく視聴済み。教授やヒロコ叔母さんの台詞、かなり心に響いてしまってじんわり沁みたし。野菜直売所の女性も初登場~中盤~最終回で印象が変わって、初見で人を判断しちゃいけないけど、一期一会って場合もあるから、初見も大事にしたいかもって改めて思わされたり。

それにしても、ヨシヲってほんといい人過ぎないか。第6話では、ジュンの友人であるサキに気を遣ってる?ジュンの不機嫌な気持ちに気付いたから途中でチラ見した?って、判断つかず(第7話を観るとその辺のところが判明したのかな?)だったけど。でも現実世界に自分の思い描く完璧な人なんていないって思うからこそ、あのヨシヲは好きなキャラクター。ジュンとの考え方の違いも受け入れて、新しい提案にいい塩梅の言葉を添えてくれるのがいい。ジュンの考えすぎな所もいい。素敵なカップルだなと羨ましくなった。

第12話の食事シーン、台詞なの?アドリブなの?ってこちらが混乱してしまうほど本当にいい雰囲気で、観ていてしあわせな気持ちになれた最終回。

続編を希望したいほど大好きなドラマ。素敵な作品を届けてくださり、ありがとうございました。